院長コラム「痛くない歯の治療のために」


当院では心や身体全体をとらえたホリスティックな考えをもとに診療を行っています。

ホリスティック歯科医療に関するコラムをご紹介します。

痛くない歯の治療のために

歯医者と聞くと、「痛い!」「怖い」というイメージをお持ちの患者さんが多いと思います。

これは、口の中が脳の視床下部という、自律神経の最高中枢に最も近い場所にあることも関係しています。

脳が「歯の治療」という外部からの刺激をとても敏感に感じ取り、自律神経のバランスをくずしてしまうのです。

そこで、当院ではこの自律神経のバランスを整える事により、歯の治療の痛みを軽減する配慮を行っています。

具体的には、「歯の治療」というイメージを五感を刺激することで良いイメージに変え、自律神経を整えます。

1.アロマテラピーを利用

まず歯医者で嫌なコトといえば、歯科医院のあのなんとも言えない消毒の臭いです。

この「歯医者っぽい」臭いを除去するために、アロマエッセンシャルオイル(精油)を利用します。精油とは、植物からとれた100%ピュアナチュラルな芳香物質です。

当院では、殺菌消毒効果もあるユーカリや、不安・緊張感を鎮めるラベンダーなど数十種類以上の精油からセレクトし、ブレンドしています。

アロマポットやディフューザーを用意し、診療室内にやさしい香りをただよわせるようにしています。

精油は視床下部の上位中枢である情動を司る大脳辺縁系に作用して、体をリラックスへと導きます。

アロマの香りが「歯科治療を受ける」という緊張感をときほぐしてくれることでしょう。

2.音楽療法を利用

次にあの歯医者の歯を削る器械の嫌な音のカットです。

当院は診療時に、私自身が開発にかかわった音を振動に換えて体のツボに入れることが出来る「ヒーリングバイブレーション」を使用しています。

ヒーリングバイブレーションとは、音の変化を、振動にして伝える小型体感音響ツールです。

リラックス効果の高い低音域の音(150Hz以下)を細かな振動にしてクッションを介して体に伝えます。

また、音楽をヘッドフォンを介して聴くことで体全体に音楽のバイブレーションが伝わり、疲れや緊張が内側からほぐれ、心と体を深いリラクセーションへ導きます。

3.ツボ療法を利用

さらに、東洋医学でいうツボを指圧あるいは、低周波、鍼などで刺激することにより、大脳から脳内モルフィンと言われる痛みを抑制する物質が分泌されます。

ツボ刺激に感受性が高い患者さんによっては通常の麻酔をしなくてもこれだけで歯を抜くことが出来る方もいらっしゃいます。

とても緊張されている患者さんの場合は、すぐに治療に入らずに、まず、緊張されている肩、首を私たちドクターが軽く指圧などをし、その間、出来るだけ細く長い呼吸をゆったりとしてもらっています。

ゆったりとした呼吸は自律神経のバランスをさらに整えます。これだけで、血圧の高い患者さんも10~20mmHgぐらいはすぐに血圧が下がり安定されます。

もちろん、通常の麻酔の針を局部にうつ場合は、最新の表面麻酔薬を塗布してさらに痛みを和らげるように努力しております。

電動麻酔器もご用意し、麻酔薬は患者さんに合わせて最適なものを使用しています。

それでも、歯の治療が怖い患者さんには笑気ガスによる精神鎮静法も用意しています。

院長から

昔から「心身一如」と言われています。心と体はひとつなんです。

精神的なこと、いわゆる気持ちの持ち方で、治癒力に差が出てきます。これを高めようとするのが、東洋医学に代表される代替医療です。

西洋医学の谷間を埋める代替医療を取り入れ、リラックスしてもらい、治癒力をサポートしたいと考えております。

歯の治療に不安がある患者さんは是非、ご相談下さい。