レーザー治療
河野歯科医院では用途に合わせて2種類のレーザーを完備し、レーザー治療を行っております。
軟組織や根管内の殺菌等、汎用性が高い炭酸ガス(CO2)レーザーと、ペインコントロールや人間の本来持つ自然治癒力を高めるコールドレーザーです。
炭酸ガス(CO2)レーザー
炭酸ガス(CO2)レーザーは、歯肉などの軟組織や、根管内の殺菌など、幅広く使用できるレーザーです。
日本の歯科分野では、すでに10年以上臨床に使われ、優れた効果をあげています。
高価な機械ではありますが、当院では、通常の治療でも積極的に使用しております。
コールドレーザー
歯科でレーザーが導入され約25年過ぎましたが、多くの外科用・軟組織用のレーザーが開発されてきました。
コールドレーザーは熱を出さずに深部まで到達し、細胞の自然治癒力を促進させ患部を治す優れたレーザーです。
アメリカのマルキーナ博士が開発して以降、世界37カ国、81大学で使用され、歯科・医科・カイロなど様々な分野で優れた効果が実証されています。
マルキーナ博士が来日講演された際、河野歯科医院にも寄られ、直接講習を受けました。
当院ではこの優れた効果を全員が実感し、全国でもいち早く導入しております。
コールドレーザーの仕組み
コールドレーザーは熱を出さないため、口腔内外に痛みなく安全に照射することができます。
痛みを全く感じないので、麻酔の必要ありません。
また、他のレーザーに比べて熱を出さずに深部までレーザーが進んでいき、深い組織内の細胞にまで到達します。
数分間照射すると、バイオスティミレーション(生体刺激)が起こります。
タンパク質を生産するように働きかけ、また、細胞のエネルギー源であるATPを産生するように指示します。
これらがコールドレーザーによるフォトメカニカル効果とも呼ばれるものです。
細胞・血管・神経への組織の活性化に伴い、人間が本来持つ自然治癒力を向上させます。
コールドレーザーによるフォトメカニカル効果により、損傷を受けた組織が自然治癒では時間がかかるところを、細胞を活性化することで早く治癒させてくれるのです。
コールドレーザーの効果
・疼痛緩和(ペインクリニック)
・組織の治癒促進
・知覚過敏
・顎関節症
・抜歯後の治癒促進
・インプラント埋入後の治癒促進
・歯髄炎、歯肉炎
・手術傷、傷跡の治癒促進
・骨の再生
・アフタ性潰瘍
・矯正時の疼痛
・顔面神経麻痺など多数